今日もここへ来てくれた
あなたに感謝します
asahiです
利確をどうすればいいか?という
悩みを持っている人は多いようで…
エントリーよりも、損切りよりも、利確は確かに奥が深い。
イメージ通りにチャートが動き、プラスになって決済しても
快感はその時だけで、たいていはその後「もっと伸ばせばよかった」と
手にした額に不満や後悔を感じることの方が記憶に多いのではないかと思う。
それこそが、トレーダーを破滅に陥れる原因の1つにもなる。
例えば、エントリーがうまくいってチャートがイメージ通りに動き
プラスが出てしばらくすると、もみ合う動きが続いたのでプラス10ピプスで決済した。
「やった」と思うが、その後チャートを見ると自分が決済したポイントからすぐ
大きくプラス方向に動いており、それこそなんのストレスもないような動きで100ピプスの幅を行ってしまった。
手にしたプラスは10。保有して伸ばしていれば100。
それまでが負けていてマイナスの成績だったり、プラスではあるものの思うように積み上げてこれていなかったり
目標ピプスなんてものを設定して、それを勘違いし始めたりする。
月に目標300ピプスだと、1日15ピプス。
あと5ピプスあれば、今日の目標を達成する。まして保有していたら一週間分くらの目標を一発で獲得できていた…
それは欲深すぎるにしても、あと5ピプスをクリアしたい。
連敗や、連勝、度重なる葛藤が続いている時など、精神状態がフラットでない時に
そういうきっかけで、いいポイントでもないところでエントリーをやり始める。
あと5ピプスをクリアしたいから。
あとちょっと保有してたら、余裕で目標をクリアできていたから。
そして、損切りにあう。10ピプスのプラスは±ゼロになり、さらに後悔する。
「プラスを取り戻さなければ」と、さらに余計なエントリーを増やし
損切りを増やし、最終的に損切りを大きくしたり、設定を取消して…大損する。
本気でFXに取り組んで六ヶ月。長くて1年以上かけて
抵抗帯やトレンド、場面判断を理解できるようになり、良いエントリーポイントがわかるようになった。
イメージ通りに動く事が増え、月でプラスを出せるようになった。
しかし、そんな事からまた大損を出し資金を飛ばしてしまう。
「ここまでやって来たことはなんだったんだ」という
挫折感は痛みとして、最初に比べるとかなり大きいものがある。
そこまで経験した事がある人は少ない。
トレーダーのほとんどは、良いエントリーがわからなくてそれを体得する前に、資金を何度も飛ばして辞めるから
良いエントリーを体得しているレベルなら、すでに群を抜いている。
あとは、同じ要領で良いクローズを体得すればいいだけ。
良いエントリーが出来ないレベルから、それを出来るようになる方がよっぽど難しい。
ギターでいうと、まったく弾けない初心者がコードを覚え、運指を覚え、ストロークを覚え
奏法を体得するまでに、1年くらいは要る。
いきなり、憧れのあの曲とか、憧れのあのソロとか、奏法は出来ないから
思ったよりも地道なをマスターして行かなければならないもの。
思ったよりも難しいから辞めるの方が圧倒的に多い楽器でもある。
ピアノやドラムは最初から難しいと思われている楽器だが、ギターは簡単そうに思うらしい。
花形という点もあるが。
話を戻すと、いきなり憧れのギターソロは出来ないように
いきなり利確をストレスなく体得する事は段階が違う。
良いエントリーがわからないという人はコーチング受けよう。
そうでなくても、はやく本気で取り組んで、最も困難な壁は一気に乗り越えた方が楽だ。
そして良いエントリーをマスターしたら、同じ要領で利確をマスターするだけ。
いいエントリーに絞って、経験を積み、どれが一番ストレスがないか?
この時は、こうなりやすいとか、こうした方がいいとか
参考材料を増やして、自分にとってベストなルールを検証すること。
エントリーを検証していく過程もだってそうだったはず。
道のりは思ったよりも長く険しいとは感じるかもしれないが
そこまで来れた事が既に素質があると、私は思う。
最後までお読み頂きありがとうございました。