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FXで勝利に導くメンタルー③トレードを狂わす2つの感情

こんばんは、白土です。

本日は、
「FXで勝利に導くメンタル」シリーズの
第三話です。

前回のブログでは、

「メンタルがぶれた状態では、
本来の力が全く発揮されないので、
それ以上、幾ら分析力を上げても全てが無駄になる!」

というポイントをお話ししました。

では、そもそも
人のトレードを狂わす「メンタル」って
何モノなんでしょうか?

実は、頭の中で起きている事は
とてもシンプルです。

どういう事かと言うと、
トレードを狂わす原因は、
たった2つの科学物質にあります。

それは、

「ノルアドレナリン」

「ドーパミン」

どちらも、
どこかで聞いたことがあるかと思います。

簡単に説明すると、

「ノルアドレナリン」は、
身の安全が脅かされる状況が発生した時に分泌され、
心臓がドキドキし、体温が上がり、落ち着かなくなります。

皆さまも、感覚的に分かるのではないでしょうか。

この物質は、本来は危険な状況から逃れたり、
敵と戦ったりする為の
「準備」
として働く、身体の正常な機能ですが、

トレードに関して言えば、
逃げたり戦ったりしようとし始めて、
本来の落ち着いた分析やトレードの状態を狂わせます。

もう一つの
「ドーパミン」

これは、好ましい状況が起きた時に、
「気持ち良い興奮状態」を引き起こすために分泌されます。

何かを達成して嬉しい!
あの達成感を得たいから頑張る!
そういう動機付けとしてプラスに働いてくれます。

トレードに関して言えば、
この興奮が欲しいからやみくもにエントリーさせたり、
勝って興奮すると、「何やっても勝てる」という
錯覚を引き起こして、変なトレードをしたり、
これも又、本来の落ち着いた分析やトレード状態を狂わせます。

どちらも、身体の正常な機能ですが、
残念ながら、どちらもトレードに狂いを生じさせます。

この2つは、別の言い方をすれば
「恐怖」と「欲」です。

ちなみに、もう一つの感情物質として
「セロトニン」
と呼ばれるモノがあり、

これはリラックス効果があるのですが、
3つの物質を総称して
「三大神経伝達物質」と呼ばれています。

少し余談ですが、
ソフトバンクの孫社長が、
ペッパー君(ロボット)に感情を与えようとしていますが、

実はこの3つの感情のバランスを数値化する事で、
人の感情を分析して、
ロボットに転嫁させようと試みられています。

さて、話を元に戻しますが、
これらの感情メカニズムに共通するのは、

「化学物質が体内に分泌された」

という事実です。

実は、ここが今日の一番大切なポイントです。

一度、体内に分泌された化学物質は、
しばらくの間、体内に留まって、
全身に作用し続けます。

そして、しばらく時間が経つと自然に分解されて
元のフラットな状態に戻ります。

どのくらいで分解されるかと言うと、
その分泌量や個人差にもよりますが、

分泌量が少なければ数時間程度、
分泌量が多いと翌日まで持ちこしたりします。

その辺りは、感覚的にわかると思います。

この化学物質が体内に残っている間は、
身体が興奮状態になるので、
ある程度(人によって個人差がありますが)、
分解が進んで落ち着くまでは、

「落ち着かない状態」
つまり
「トレードを狂わす状態」

になっているという事です。

ただし、
この体内のメカニズムが分かると、
メンタルに関しては、
簡単な対策が練れます。

それは、
「一度興奮したら、
ある程度分解されるまでトレードを休めば、
また落ち着いた状態に戻る」
という事です。

身体の作りを理解して
そうなるモノなんだと素直に認めて、
それを踏まえた上で
トレードルールを構築する事が、
安定した結果を生み出すコツです。

という訳で、本日のポイントは

「トレードを狂わす原因は、
体内に分泌された2つの化学物質。
一度分泌されたら、
ある程度分解されるまで休む」

です。

次回は、

その化学物質が、いつ分泌され始めるのか?
分泌を抑制する方法はあるのか?

「メンタルがぶれ始める分岐点」
に注目したいと思います。

本日も、最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

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