【お知らせ】
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こんばんは、
毎週日曜日のPM６時、
ちびまる子ちゃんが始まる時間に
FXメンタルシリーズをお届けしております
白土です。
これまで、４回にわたって
「メンタルがぶれる」という状態が
具体的に頭の中で何が起きているのかに
フォーカスしてお届けしています。
なぜそんなアプローチをするのかと言えば、
「原因が分かれば、解決策が分かる」
からです。
さて先週のブログでは、
「トレードしただけでは、メンタルはぶれない」
という点と、
「“将来を揺るがす大きな出来事が起きそう”
と【解釈した】瞬間に、
化学物質が放出される」
というポイントをお伝えしました。
しかも、この【解釈】を変えられれば、
「【化学物質の反応】も変えられる」
つまり、今までぶれていた反応を
「ぶれない」に変化させられる
という所までお伝えいたしました。
と言う事は、
「どうやって変えたら良いのか？」
が分かれば問題を解決できますね。
今日はその方法を知る為に、
そもそも、今までどうやって
【解釈】を積み重ねてきたのか？
そこを確認しておきたいと思います。
当たり前の事ですが、
私たちは、産まれた時には
【解釈】
はありません。
あるのは、【本能】と言われる
プログラミングだけです。
例えば、
「母体の外に出たら“おぎゃー”と泣く」とか、
「おっぱいを口に入れたらゴクゴク飲む」とか、
「“不快”を感じたら“おぎゃー”と泣く」とか。
そういう基本的な反応のプログラミングはありますが、
それ以外のほとんどのプログラミングは、
産まれた後に、一つずつ身に着けて来ました。
親の顔を見て「この人が世話をしてくれる」と判断したり、
何かを口に入れて「これは安全だ」「おいしい」と判断したり、
そういった無数の動作によって、
無数のプログラミング（解釈）を
取り入れてきました。
ここで面白いのは
「一つのプログラミングに要する時間は、一瞬」
という事です。
最初に会った犬がおとなしければ
「犬はかわいい」と一瞬で決めますし、
最初に会った犬にたまたま噛まれたら
「犬は危険だ」と一瞬で判断して、
その後は、犬恐怖症になります。
そうやって一度解釈が決まるとどうなるか？
次に犬に会った時に
「犬が近づいてきた」＝「危険が迫っている」
と判断して、
全身にノルアドレナリンが放出され始めます。
そうすると、ドキドキするし、体は震えるし、
パニック状態です。
完全に全身が
“将来を揺るがす、大きな出来事が起きそう”
と判断して、準備を始めます。
こうやって
【解釈】と【反応】が決まってきたわけです。
ただ、実を言うと、
この【解釈】は簡単に変えられます。
先ほどの犬の例で言うと、
別の日に犬に会った時に、
「お母さんが楽しそうに犬と遊んでいた」とか
「次に会った犬は、とっても人懐っこい犬だった」とか
別の可能性が現れると、脳が考えます。
「もしかして、安全な犬もいるのかもしれない」
「楽しい犬もいるのかもしれない」
そう思って犬に手を出し、
その犬と楽しい時間を共有できると、
どこかのタイミングで
「犬は大丈夫」
と【解釈】が変更されます。
これまた、一瞬の判断で
【解釈】を選んでいます。
そうやって【解釈】が変わるとどうなるか？
後日、犬に会った時に
「犬が近づいてきた」＝「楽しい時間が共有できるかも」
と判断して、
放出される感情が一気に変わります。
場合によっては、楽しい時間を期待して
「ドーパミン」が放出されて
「ワクワク」しているかもしれません。
こうやって当たり前の出来事を観察してみると、
いかに一瞬で【解釈】して、
そして、その一瞬の【解釈】によって
【感情の反応が変わっている】か
が分かると思います。
そしてもう一つ、
一度プログラミングした【解釈】は、
「一瞬で変える事が出来る」
というのも分かると思います。
さらに言うと、
この【解釈】は
「意図的に好ましい解釈に」
変える事が出来ます。
実はこれが、人間に出来て、
動物やロボットには出来ない、
一番面白い部分であり、
FXにも応用できる部分です。
このポイントは、
次回掘り下げていきますので
楽しみにして下さい。
という訳で、今回のポイントは
「感情を揺さぶる【解釈】は、
一瞬でプログラミングしてきた。
その【解釈】は、一瞬で書き換える事が出来る」
でした。
本日も、最後までお読み頂き、
ありがとうございました^^
