こんばんは、白土です。
先日、奥さんの実家の名古屋に
里帰りに行っておりました。
名古屋で何を食べたいか？
と聞かれれば、
当然、答えは
「ひつまぶし！」
という訳で、
親戚の方と一緒に、
岐阜の「なまずや」さんへ。
ここのウナギは
焼きがしっかりとしている為
とても香ばしくて美味です！
値段もお手ごろなので、
是非、一度立ち寄ってみて下さい^^
さて、本日はメンタルシリーズの
７回目です。
これまでで、
【欲】と【恐怖】という、
メンタル２大原因を
いかにしてコントロールするのか？
その対処法を、
こころの仕組みを交えながら
解説させて頂きました。
しかしながら、
前回のブログの最後にも書きましたが、
FXでぶれる大きな原因が、
実は、もう一つあります。
それは何かというと、
「自分の思った通りの結果が欲しい！」
という欲求です。
どういう事かと言うと、
簡単に言うと、ゲームと一緒です。
例えば、パズルゲームをやっていて、
「あともう少しでクリア出来そう！」
と思っていたのに、上手く行かなくて
「ゲームオーバー」
となってしまう。
そうするとある感情が沸いてきます。
「悔しい！」
「なんで上手く行かないんだ！」
「今度こそクリアして、スッキリしてやる！！！」
そうやって、
“何とも言えないこころのわだかまり”
を晴らそうとして、
何度もゲームを繰り返し、
ようやく、クリアした時に、
「あー、スッキリした！！！」
と満足感に浸ります。
この、
“何とも言えないこころのわだかまり”
の事を、名著「ゾーン」の中では、
「精神的真空状態」
という表現で書かれていました。
中を真空にした瓶に蓋をして、
その蓋を開けると、
一瞬で空気が中に入り込もうとします。
それと似た作用が
心の中にもあって、
心の中で何かを「期待」した時に、
その「期待」が満たされないと、
そこに“心の真空状態”のようなものが生まれ、
その「期待」を埋めようとして、
何かに駆り立てられるようにして
夢中で行動してしまう
という、人間の性質を例えています。
実は、この「心の真空状態」が
FXにとっては大敵です。
なぜか？
FX経験者であれば、実感があると思いますが、
みんな、「上がる」と期待して
「買い」のポジションを持ち、
または、「下がる」と期待して、
「売り」のポジションを持ちます。
でも、その後に、思惑と逆の方向へ価格が動き、
「期待した通りの値動きをしない」と、
心の真空状態が産まれ、
「なんで、思い通り行かないんだ！」
と“衝動”がムクムクと成長し始めます。
その後、思った通りに価格が戻ってくれば、
真空状態も「ひゅるひゅる」と解消されますが、
全く思った通りに行かず、
損切りにかかってしまったりすると、さあ大変！
自然な反応として、
「なんで逆に行くんだよ！」
「何とかして、今日のトレードをプラスで終わらせよう！」
そういう“衝動”が出始めます。
これこそが「こころの真空状態」です。
その衝動が出るままにしておくと、
ルールとは全く違ってもエントリーし、
トレンドが出ていなくてもエントリーし、
はっきりとした根拠がなくてもエントリーし、、、
「ともかく、エントリーする」
という行動に走らされていきます。
そして、気づいた時には、
「連敗、連敗、また連敗」
あっという間に資金が減ってから気づく、
「あ、オレ、何やってんだろう・・・」
取り返しがつかない所まで行った頃に、
衝動に駆られていた自分に気づきます。
この反応こそが、
【欲】でも【恐怖】でもない、
【３番目の原因】の正体です。
感覚的にわかって頂けたでしょうか？
この、
「思った通りの結果が欲しい！」
という衝動も、
実は、根本的に対処する方法があります！
その具体策は、
次回のブログでお届けしたいと思います。
という訳で、本日のポイントは、
「“思った通りの結果が欲しい！”
という衝動が、悲惨な結果を招く」
でした。
本日も、最後までお読み頂き、
ありがとうございました！
