ＦＸで勝利に導くメンタルー⑮無意識の習慣に落とし込むための『超一流選手のコツ』とは？

こんばんは、白土です。

前回のブログでは、
人間の「意識」と「無意識」の
【圧倒的な情報処理能力の差】の話から発展して、

FXで皆さんが作り込んだ
『絶対勝てる鉄板ルール』は、
【無意識の習慣に落とし込まないと、
実践では全く使い物にならない】
という話をお伝えしました。

今日はさらに、
【無意識の習慣に落とし込む】為のヒントを、
『超一流のアスリート』から引き出して行きたいと思います。

今日、ご紹介する超一流のアスリートとは、
誰もが認める超一流

『イチロー選手』です。

イチロー選手ほどの才能のある選手であれば、
新たな習慣を作る時も、
常識では考えられないような能力を発揮しているに違いない！
と思いたいところですが、実際はどうなのか？

イチローが語った数ある格言の中に、
こんな言葉がありました。

『“目標”って高くし過ぎると
絶対にダメなんですよね。

必死に頑張っても、
その目標に届かなければどうなりますか？
諦めたり、挫折感を味わうでしょう。
それは、目標の設定ミスなんです。

頑張れば何とか手が届くところに
目標を設定すればずっと諦めないでいられる。

そういう設定の仕方が
一番大事だと僕は思います。』

どうでしょうか？
非常識な能力を持った人の発言とは、
とても思えないですよね笑

むしろ、
『限られた能力を認めて、
無理をせずに、誰でも出来る当たり前の事を、
しっかりと丁寧にやる』

そんなアプローチを取っている事が
良く分かると思います。

ここが今日のポイントです。

意外なようですが、
なかなか結果の出せない、生涯凡人で終わる人は、
【自分に無理な要求をしてしまう】
その結果、無理がたたって前に進めない。

それに対して、超一流の結果を出すイチロー選手は、
【自分の能力の限界をわきまえて、
そこを超えた要求は一切やらない】

FXの習慣化で考えるならば、
生涯凡人で終わる人は、
【あのルールも、このルールも、
一気に全部取り入れて、身に着けてやる！】
と考える。

超一流の結果を出す人は、
【まずは、このルールを徹底的に落とし込む。
そして、それが出来たら、
次のルールを徹底的に落とし込む】

果たして、この２人が
１年後にどのような状態になっているか？

おそらく、前者は途中で力尽きてFXを諦めたでしょう。

後者は、着実に力をつけて、
１年前とは別人のようなトレードをして、
既に結果も着いてきているでしょう。

前回も触れましたが、
意識は134ビットで小さいので、
いかに２億ビットの無意識に働いて貰うかがポイントです。

✔無意識的に、今の相場の流れに気づく
✔無意識的に、トレンドや抵抗帯が分かる
✔無意識的に、エントリーのタイミングが分かる
✔無意識的に、エントリー後のゴール地点がイメージできる
✔無意識的に、イメージと違った時の対処が取れる

そういう【無意識の習慣】を
いかに、一つずつ、無理なく、丁寧に落とし込めるか？

そこが結果に直結します。

今一度、自分のFXに対する取り組み方を振り返って、
『良かれと思って、
あれこれ、無理に詰め込もうとしていないか？』
自問してみて下さい。

今まで、幾ら頑張っても全然上手く行かなかった『違い』に、
気づけると思います。

という訳で、本日のポイント：

【無意識の習慣に落とし込むときは、
無理に多くをやろうとするのでなく、
着実に出来る範囲で、一つずつ丁寧に落とし込む】

でした。
本日も、最後までお読み頂きありがとうございました^^

PS:次回は、他のイチロー選手の格言にも注目したいと思います。
お楽しみに。