こんにちは!
今回は、谷藤がお話します!
今回もインベスタートライアングルの第1層のお話です。
前回のお話はこちらから→8.守・破・離
ここまでお読みいただいてお分かりの通り、
FXで勝てるトレーダーになる為には、メンタルの強化が非常に大きく関わってきます。
これから実際にトレードを身につけて行かれるうちに実感されると思いますが、
FXはプロスポーツと非常に似たところがあります。
野球、サッカー、ゴルフ、体操、F1レーサー・・・
どんなスポーツでもそうですが、
同じ人間同士が、お互いの勝利を求めて真剣にプレーをしています。
ゴルフを見ていると非常に分かりやすいですが、
一流のプレーヤーのラウンド直前の練習を見ていると、
全員が気持ち良くターゲットの網の中にボールを入れられるそうです。
でも、いざラウンドが始まるとどうなるか?
超一流のプレーヤーは、練習と同じように気持ち良く狙い通りに打つのに対して、
他のプレーヤーは練習の時と人が変わったかのように崩れ始めます。
技術力はほとんど変わらないモノ同士。
なのに出てくる大きな結果の差・・・
まさにメンタルの違いが生み出す結果の違いと言えます。
FXも身体は使わないものの、似たような側面があります。
同じ人間同士が、お互いの勝利(利益)を求めて真剣にプレー(トレード)をしている。
いろいろな道具(ツール)を使ってみると分かりますが、
結局どの道具(ツール)もさほど大きな違いは生み出しません。
同じ道具(ツール)を使いながら結果が出る人もいれば、
一向に結果が出ない人がいます。
何が違うかと言うと、
やはりメンタルの違いです。
トレードを始められる方を見ていて面白いのは、
これまでにFX以外の世界で結果を出した。
経験のある方は、FXを始めた時に比較的早く結果を出されて行きます。
これも、
FX以外で培ってきたメンタルがトレードの結果に影響を与える事を物語っています。
じゃあ、結果を出した事がない人が、FXで勝つのは無理なのか?
いやいや、そんな事はありません。
ご心配なく。
FXで勝っている方と、なかなか利益を出せない方。
良く考えると、実はどちらの人もたいした違いはありません。
というのも、どちらも同じようにスーパーハイスペックな脳を持っていて、
同じチャートを見て、同じツールを利用できます。
では、どこに違いがあるかと言えば、
目の前のチャートに対する、
ちょっとした解釈や反応の『習慣』が違うだけです。
プログラミングの違いとも言えます。
パソコンで言うならば、どちらもハードはほとんど変わらず、
インストールしているソフトが違うといった感じです。
【習慣の違い】
人はホボ習慣的に物事を行っていて、
ある出来事に対していつも同じ解釈や反応(行動)をします。
大抵は無意識的に当たり前の様に行っているので、
自分の習慣には気付けない事が殆どです。
チャートを見た時の解釈や反応も、瞬間的に行っていて、
全てその人の『習慣』通りに行われています。
その瞬間的に行われる『習慣』を、
いかに『勝てる習慣』へと書き換えられるか・・・
これが、FXで勝てる人になれるかどうかの微妙な差を生みます。
では、
どうしたらそういった『勝てる習慣』をインストールできるか?
中には、
自分でそういった習慣をあみ出せる天才肌の方もいらっしゃいますが、
一番の近道は、何といっても
『勝っている人の習慣を真似る』
これに尽きると思います。
これは、
少し前に「モデリングすること」の項目でも出てきましたね。
でも、「いきなり真似るのは難しい」と思われるかもしれませんが、
まずはFXで勝っている人に会って、
その人と自分の習慣の違い(解釈や反応の違い)に気づく。
これだけでも大きな一歩になります。
問題点に気づければ、
解決まではあとほんの一歩です。
そう遠くない段階で、うまく行く習慣が身に付いているものです。
自分とうまく行っている人との『習慣の違い』に気づき、
うまく行っている人の『習慣』を真似る(インストールする)。
これが成功への近道であり、
自分を切磋琢磨、成長させる真髄だといえます。
先ほどもお話ししましたが、
一度何かの分野で結果を出す習慣を身に着けた人は、
今度は別の分野でも同じ習慣を使って
いち早く結果を出せるようになります。
FXで結果が出るほどに自己成長すれば、
ほかの分野にも役立つ習慣が身に付くというのは、
最高のおまけつきですね。
是非、FXで結果を出す為のスキルやメンタルを学びながら、
その過程で得られる自己成長を楽しんで頂ければと思います。
次回は、WH荒井が
夢や目的を共有する仲間を作る
をお話していきます。