みなさんごきげんよう
山田です。
前回お話しした続き…
誰しも人生においてこの人に出会って変わった。
僕の人生で3人いる中の2人目。
これまた競馬に関係してくる。
以前の会社の上司、競馬仲間と、
毎回のようにGⅠレースを見に行くようになった。
この時の僕は1人目にお話しした上司の影響で、
給料やボーナスが出ればほとんど競馬に使っていた。
負ければしんどいが、勝てば当然デカい！！
そんな賭け方をしている時、
競馬仲間を通じて
某芸能事務所の社長と出会う事になる。
一緒に競馬に行く機会が増え、競馬が終わったら食事に行くなど良く面倒を見てもらった。
とある日、初めて競馬をやる後輩を連れて行った。
そこには当然その社長の姿もあった。
みんなで和気藹々と競馬をしていたのだが、
僕には自信があるレースが一つあった。
当然そこに大きな額をぶち込む。
結果は大負け…
が、そのレースで後輩は当たったのである。
ハッキリした金額は覚えていないが、
何百円とか、いっても千円ちょい。
後輩からすれば初めて競馬にきて当たる。
当然嬉しいのはわかる。
けど僕は勝負にいって大金を負けたので、
そんな小銭当たってもしょうがない！
そんなニュアンスで言ったのを覚えている。
今考えれば器が小さかった。
いつもの様に競馬終わりに呑みに行く。
そこで社長から一言。
お金の価値はそれぞれ。
それをお前の都合で大銭小銭と言うのは違う！
その小銭さえも大切に出来ない様なら、
一生お金の価値がわからない。
ごもっともだった。
1円でも100回拾えば100円
1億回拾えば1億円。
この時の初めてお金の価値を思い知らされた。
