キッカケはほんの小さな会話の中からでした。
ある時の、
常連さんとの会話の中でのこと。
私「Ａさんは普段どういう番組を見るんですか？」
どこにでもありそうな会話です。
するとＡさん、
「テレビ東京の夜やってる
ＷＢＳ（ワールド・ビジネス・サテライト）だね。」
こんな感じの返事でした。
さっそく帰ってから番組をチェックしてみます。
（なるほど！これは勉強になりそうだ！）
内容も今まで見ていたニュースとは
ちょっと違う感じの、
なかなか深く切り込んでいるような印象を受けました。
しかし、それ以上に気になったのが
画面の隅、確か画面右上あたりに表示されている
数字が一番気になりました。
その数字とは
『為替レート』
現在のＵＳドル、円の取引レートがいくらか、
ユーロ、円の取引レートがいくらか
というのが表示されています。
今では巷でもよく聞く『ＦＸ（外国為替取引）』
このＷＢＳに出てきた不思議な数字に
興味を持ったことが出会いとなりました。
その日から気になってしょうがなかったので、
さっそくＦＸ関連の本を探しにいきました。
（当時はインターネット環境がなかったので情報は本屋かテレビぐらいしかなかった！）
あまりＦＸ関連コーナーは大きくなかったですが、
その欄に確か４冊くらいＦＸ雑誌があったので
すべて買って帰ることにしました。
それほど深く読み込むこともなく、
自分が必要だと思う情報だけ抜き取っていたような記憶があります。
ＦＸをするためには
まずインターネット環境が必須であることがわかりました。
そのため早速ＰＣ購入と
インターネットの契約にいきます。
次に証券会社に口座をつくります。
ここまで非常に早くカンタンにすすみました。
かなりはやかったと思いますが、
それには理由がありました。
その理由なんですが、
購入したＦＸ雑誌のあるページに
『歴史的円高の今がチャンス！？』
という印象的なワードがあったためです。
（歴史的円高・・・
ということは今すぐ買いを入れないと
みすみすチャンスを逃すことに
なるんじゃないのか・・・！？）
早く取引がしたい・・・！
早くドル円レートが上がる方に
賭けたい・・・！
また豪ドルという通貨に対しても、
『今の水準は今までから考えても
まだまだ上がる可能性がある。』
という記事も焦りに拍車をかけました。
（早く・・・
なんとしても早く取引をしないと！）
こうして
『歴史的円高の今がチャンス！？』
この情報ともいえないようなものを
唯一の基準としてＦＸ取引に挑戦していくことになりました。
