今日もここへ来てくれた
あなたに感謝します。
ａｓａｈｉです。
最近「ＦＸを教えて欲しい」
と言われることが増えてきました。
大変ありがたい事ですね。
いただく質問には、いつになっても
出し惜しみなくお答えしようと思っています。
【裏】か【表】のコインゲームみたいに
【上がる】か【下がる】しかなくて
勝つか負けるかは、５０％になるはずなのに
なんで資金を増やしていけるのか？
という質問。
コインゲームにおいて仮に
裏・裏・裏となれば、次にどっちが来るか？
連続で出ることはそうそうないからこそ、次は表？
この流れはまだ続きそうだから、次も裏？
そこにある情報から、意思決定をするのは
その人の心理に基づくため
情報が多ければ多いほど、意見は割れると思います。
だた、コインゲームなら
次にどちらが来るのかは、（コインだから）わからない
という冷静な判断も、簡単にできると思います。
じゃんけんもそうです。
先日、３日連続でコーヒーじゃんけん（じゃんけんして負け一人がコーヒーを奢る）を
同じメンバー４人でやったんですが
【この人の性格はこうだからこうだ】とか
【いつも最初はチョキは出にくい】など
自分の”思い込み”で解釈して一手を決定させます。
奢りという、お金がかかる時は
少なからずヒートアップするとことがあります。
そんな時こそ、【○○だから次は、こうなる！！】
という思い込みは強くなりがちです。
でも結局、次に何が出てくるのかは、（じゃんけんだから）わからない
という判断になると思います。
実際、トレードにおいてエントリーしてから
勝ち方向にいくか、負け方向にいくかは
どちらに行くかは、相場だから”わからない”です。
コインゲームと違うのは
トレードは、エントリーの時点ではまだ勝ちか負けかはわからず
クローズをしてから初めて
そのトレードが勝ったか負けたかが確定していくものになります。
そのクローズをする時
”勝ちで確定させたい”と思う心理が誰にだってあると思います。
負け方向に行っていても、クローズしなければ負け確定にはなりません。
いつか、勝ちで確定させられるはず。
という期待をする思いと
自分は負けていない、という負けを認められない思い。
文言は違えど、似たような心理が多くの人の意思決定を
冷静でない方向へ流していきます。
さらに、コーヒーじゃんけんのように
奢りではありませんが、増えるか減るかという
お金がからんでくると尚更、冷静さを失ってしまいがちです。
”どっちに行くかわからない”という
コインゲームやじゃんけんのような冷静な判断を維持していれれば
負けを確定させることも、躊躇なく出来ると思います。
では、どっちにいくかわからない事に
どうやってエントリーやクローズを意思決定させていくのか？
損を小さく、利を大きくしていくこと
【損小利大】がテーマです。
そのための売買サインとして
自分が何を信じているかによって、決定していくことになります。
逆に、自分が信じているところでしかトレードはできません。
・２点をつけて、ラインを引く
・３点目がくれば、そこを抜けたところでエントリー
・イメージ通りクローズ、違えば即クローズ
これはブレイクのポイント、なんですが
最初の頃、ある時こんな疑問が出来ました。
『なんで３点目で抜ける事が多いのか？』
この理由は・・・？
諺には
『二度あることは三度ある』
『三度目の正直』
というものがあります。
これらの意味は、違ったものですが
【３】という数字が要になっている事はわかります。
古くから、【３回目】には心理的な変化が起きやすいために
こういう諺が出来たのか。
だから、２回もその価格で反転したんだから
３回目は、もうない。
となるのか。
結局のところ、わかりません（笑）
そして
その理由もあまり必要もないように思います。
なんにせよ
”３点目で抜けることが多い”
と、信じている。
それで勝っていけるんならokだと思うのです。
経験を多く積んでいくということは
それを信じていくために必要なのかと思います。
それと同様に、エントリーやクローズにおいてのサイン。
教えて貰った事をベースにしながら
経験によって実際に感じた事から
自分が、これだと信じていけるような事柄で構成されています。
例えば、テクニカルツール。
ボリンジャーバンドのミドルラインと、２σ・３σ
そこに移動平均線の数値７５を出しています。
そして水平線をメインに、トレンドラインをサブに。
チャートパターンはトライアングルが一番好きです。
あとは、日足と４ｈ足を確認しながら
１ｈ足、15m足でエントリーとクローズを判断。
これらは、私にとってエントリーとクローズを判断するための武器であり
いま現在、最もサインになると信じていることです。
というような話をしばらくやって、ふと思ったこと。
教えて欲しいと言って来た、この人にとって
それらがサインになると、自分と同じほど強く信じれるかどうか
本人がそれほどの経験をしてみない事には
たぶん無いんだろうなと思いました。
それほどの経験を重ねられるように
いただく質問には、いつになっても
出し惜しみなくお答えしたいなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
