今日もここへ来てくれた
あなたに感謝します。
asahiです。
『月間1000ピプス獲得!!』
とか
『勝率90%の〇〇』
とか
『5万の資金がたった三ヶ月で2500万円に』
みたいなキャッチコピーって多いですね(笑)
そういうの見ると、数字って本当にインパクトあるなぁと常々思います。
なんとなくで見聞きしている情報も
数字に対して、強く印象が焼き付いて、後になっても思い出せる、なんて事は多いです。
例えば
高級なレンストランでディナーしてきた。
こんな料理で、こんな雰囲気で…と言葉をたくさん並べても
会計が2人で16万円だった。
と聞いたら、そこが強烈に印象に残ります。
料理や雰囲気が同じくらい印象に残る事はあまりない。
それの話を聞いて、もし誰かに話すとしたら?
強調する箇所は自分が強烈だと感じたところ。
つまり「2人で16万」が一番熱が入って話すとはずです。
そうやって、数字が先走りして
曖昧でイメージしにくい部分はなかなか同じように話さず伝達されない…
そういうもんです。
そして数字対して、無意識に優劣をつける癖があります。
例えば「30歳」という数字を聞けば、様々なイメージがそこにあって
無意識に優劣をつけています。
月間1000ピプス獲得するという事は、たしかに凄いことですが
月間50ピプス獲得も、同等に凄いです。
(後者の方が間違いなく簡単)
極端すぎるので身近に直します。
「月間300ピプス獲得」
と
「月間30ピプス獲得」
300の方が多いから凄い!!って感じているうちは
難しい事が出来る人を魅力に思う、ギター初心者に似ています。
早弾きや、難しいフレーズが出来る事が美しいと思うんですよね。
そうじゃないと気づいた時にレベルが上がります。
300ピプスで10枚なら30万円。
30ピプスで100枚なら30万円。
300ピプスで100枚なら…っと想像したいところですが(笑)
言いたい事はそうではなくて
ピプスを多く取る事が美しいわけではなく
毎月300ピプス超えをする手法が凄いわけではなく
ルール通りにトレードする事が凄い。
そのルールが、その月に300ピプスを出せたんならラッキー。
もし30ピプスでその月が終わっても、ルール通りが美しいのです。
『なんで今月はこんなに獲得ピプスが少ないんだ!!』
『おかしい。もっと取れるハズだ!せめて〇〇ピプスは取っとかないと!』
みたいな感情は危ない。
無理なトレードを始めたり、ルールを守らなくなったり、破滅の始まりです。
数字への強烈なインパクトから
イメージと優劣を無意識に付ける事を自覚して注意してみて下さい。
勝っていく事は、もっと意外とシンプルだったりします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。