こんばんは、白土です。
これまでの流れでは、
【金メダルを意識しないように
頑張れば頑張るほど、
金メダルが頭から離れなくなる】
その結果は、前々回のブログの通り、
【結果（メダル）を意識すると、
どんな超一流のアスリートでも
本来の力が発揮できなくなる】
という話でした。
じゃあ、どうしたら解決出来るか？
前回、そのヒントとなる事例として、
【ピンクの熊をイメージしないように】
と言われたとき、
【ピンクの熊をイメージしないように
頑張れば頑張るほど、
ピンクの熊が頭から離れなくなる】
むしろ、
【何でも良いから、
ほかのモノをイメージする事に集中すると、
自動的にピンクの熊をイメージしないで済む】
という話が出ました。
今日は、それを「どうやって勝負の世界に応用出来るか？」
に入って行きたいと思います。
実は、超一流のアスリートの中でも、
勝負所で結果を発揮出来る人は、
既に、この方法を応用しています。
そのうちの一人、
2014年のソチオリンピック
女子スノーボード大回転で、
日本人で初めて銀メダルを取った
【竹内智香選手】が
レース前のインタビューで
毎回、かならず言っていた
たった一言がありました。
それは、、、
【一つ一つのターンに
集中して滑ります】
ついつい頭の中が金メダルの事で一杯になりがちな
勝負所の場面で、
あえて、意識的に、
【やるべき一つ一つの事に集中する】
そうやって意識を使う事で、
気づいた時には頭の中が
【やるべき事】で埋められて、
気づいた時には、本来の力を発揮出来るようになります。
もう一つ面白い事に、
先ほど紹介した【竹内智香選手】は
決勝戦で転倒して、金メダルを逃します。
その試合後のインタビューで、
こんな事を言っています。
「レース終盤、隣を滑走する選手が
自分より少し先を行くのが、
一瞬、目に入りました。
その直後、転倒してしまいました」
【ずっとターンに集中していたのに、
相手の選手に意識が向いた瞬間、
力を発揮できなくなった】
【意識を何に向けるか】が
いかに結果に影響を与えているかが良くわかります。
という事で、本日のポイント：
【金メダルを意識しない為には、
常に“やるベき事”に集中する】
でした。
次回は、FXに応用する為に
具体的に何が出来るかを掘り下げて行こうと思います。
本日も、最後までお読み頂き
ありがとうございました。
