初代竜王(木曜にメルマガを書いている男)と
2代目竜王さん(水・日のメルマガの人)との
ゲーマー・プライドと何かを賭けた勝負。
お題はSFCファイナルファイト対決。
条件はどちらがステージの先に進めるかが勝利の条件。
同等の条件だった場合には点数の高い方が勝利。
ハンデもついていて
「木曜の谷藤さんはイージーレベルで9機、
竜王さんはエキスパートレベルで3機。」
この圧倒的谷藤有利と思われる条件で
勝負が始まることになりました。
まずは谷藤さんが先攻。
レベルがイージーで9機、
そんな簡単にゲームオーバーになるワケもなく、
なかなかゲーム終了の気配もありません。
(これは思ったよりも上手い・・・)
私2代目竜王も少し焦ったような演技をします。
そして変調をきたし始めたのが
ステージ4のあたり。
結構難易度の高いステージで、
大体のプレイヤーはここでつまずきます。
谷藤氏のたっぷりあったライフも
じわじわと削られていき半分以下に・・・
(予想よりも結構粘るな・・・)
心の中では早くゲームオーバーしろよと思っております。
しかし意外にもしぶとい谷藤氏。
なんとラストステージの5面まできてしまいました。
(うっ、これはちょっとマズイ・・・)
予想外の谷藤氏の粘りで、
竜王様も実力の20%くらいは出さざるを得ない状況になってきました。
そしてなんとラスボスまであともうちょい、
というところまで到達し
無念のゲームオーバーとなった谷藤氏。
きっとこの時点で自分の勝利を確信していたであろう。
「自分がイージーレベルで9機で
ここまでだったのだから、
エキスパートレベル(最高難易度)で
3機しか使えない竜王がこれより先に進めるワケがない。」
きっとそう思っていたに違いない。
しかし現実はそう谷藤には甘くない。
相手は谷藤氏に
『有利と思えるような条件』
を提示してきただけで、
決して『有利な条件』
を提示してきたワケではないからだ。
ここで谷藤、自称ゲーマーレベルと
真のゲーマーとの格の違いを思い知ることになる。
なるほど、確かにファイナルファイトを
エキスパートレベル、少ないライフでクリアするなんて
町中探してもプレイヤーを探すのに数年以上かかるだろう。
しかし、谷富士が勝負を挑んでしまったのは
世界レベルのプレイヤーだったのだ・・・。
というワケでこのファイナルファイト対決は
2代目竜王の勝利で谷藤のリベンジならず。
私りゅうおうさんは有難く
その恩恵にあずかることになりましたとさ。
※ 谷藤氏の敗因
これは何もこの勝負におけるだけではない。
何事にも通ずるものがあるのではないか。
今回は谷藤さんを例に(笑)
彼は自分を知らなさ過ぎた。
また、相手を知らなさ過ぎた。
レベルがおそろしく違い過ぎる、
勝負が始まる前に知っておかなければならなかった。
そう、この勝負を受けた時点で
彼はすでに負けていたのだ。
結果を出す人と出せない人の差、
やはり事前の準備のレベルが
違い過ぎることに気がつかなければならない・・・・・。