さて、自身の経験に基づく
ＦＸのマイルールも３つめになってきました。
色々とありますが、
紹介していくのは今回で最後にします。
３．息の長いトレーダー人生を送る
この心構えはいつもありがちな
焦りを抑制する効果がありました。
毎日コツコツ。
それと反対側の思考が
一度に大きな利益を望むことだと思います。
前回もお話を少し
していきましたが、
大きな利益を望むことによって
分析が欲望でゆがめられてしまいます。
その結果的確なポイントで
エントリー出来なくなったり、
せっかく利益が出ているトレードで
決済を大きくミスしてしまうなどといった
弊害が生まれてきたりします。
「早く大きなお金が欲しい！」
こう願うのも人の性（さが）。
しかしこういった欲の部分に
焦点を当てれば当てるほど
トレードでは的確な判断から遠ざかって
しまう皮肉な結果になってしまいます。
こうなってしまっては
せっかくの才能が半減です。
６０pips利益が出ていたトレードが
大きな期待をかけ過ぎたがために
結局１５pipsで利確することになってしまった。
これは私の一例ですが、
せっかくの大きな利益が
自分の浅い欲のせいで台無しにしてしまう結果に。
そういった経験が
幾たびも重なるとさすがに
改善したくなってきました。
その経験を基に
ある考えに今は落ち着いています。
「一度に手っ取り早く
大きな利益を望むのは
心の弱さから。
これからずっと為替相場と
向き合うことを心に決め、
出来る限りこの世界で生きられるように日々努力していく。」
短時間で稼ごうとするより、
これから長い年月ひとつの事に向き合っていく。
その方がずーっと大変で困難な道。
でも楽して成果をあげようという
心の弱さが自身の足を引っ張り
才能を半減させてしまうというのは
どの業界でも同じのような気がしています。
一度やると決めたら
その事にじっくり向き合っていく。
簡単なようでなかなか
出来ないこと。
しかしなかなか出来ないことだからこそ、
それが出来た時に大きな成果となって
戻ってくるのではないかと感じています。
大きな結果を望んだことが
キッカケで始めたＦＸですが、
見返りを求めることなく
トレードをすること自体に
何かを感じることが出来たら
大きな幸せのような気がします。
大多数が利益を得ることなく
去っていく世界ではありますが、
それでも生き残った人には
大きな見返りがある世界でもあります。
そういった世界で
生き残っていくためには
何か他の人とは違うものを
見出していける感性が必要ですね。
